こどもちゃれんじを6年間続けた感想

2年保育と迷って3年保育にして得たものと後悔|早生まれ次男の幼稚園選び

運動会 旗

園から平成30年度の新入園児募集についてのお知らせがきました。

もうそんな時期です。

1年前、幼稚園を選ぶ時に、2年保育にするか3年保育にするか凄く悩みました。

結果、次男は3年保育にして良かったと感じています。

 突然2年保育にしたくなった10月

長男は3年保育だったので、当たり前のように次男も3年保育を考えていました。

長男の通っていた園は、卒園後に様々な事が変わってしまった為、入園しないことに決めていました。

次男は人見知りが激しいので、後々のことを考えて小学校の半数以上の子の出身園である幼稚園に入園させようと思っていました。

ところが10月に入園予定園の運動会へ行った時に気持ちが揺らぎました。

運動会の競技、子供たち、先生たちの様子が長男が通っていた園とは真逆でした。

長男の園では行事にかなり力を入れていたので演目の完成度が高く、子供たちも先生たちも一生懸命で、紅白対抗チームのかなり白熱した運動会でした。

一方、次男入園予定の園は…ゆるい。

良くも悪くもほんわか和やかムードでした。

長男の園が幼稚園児のスタンダードだと思っていたので演目の完成度の低さに驚きました。

同じ年齢の幼稚園児でも園が違うだけでここまで違うのか…とカルチャーショックでした。

その日から今更ながら他の園にしようかと迷いが出て来ました。

ほとんどの幼稚園は10月1日から願書配布、そして公開保育です。そして11月1日に願書受付になります。

その時はすでに願書提出2週間前でした。

一人で悶々としていても解決せず、結局ママ友を誘ってもう1つの園の公開保育に行くことに…

行ってみると、アットホームな雰囲気でとても良い園でした。

園長先生が自ら率先して朝の体操をリードし、廊下の掲示物は園長先生手作りのイラストや写真入りクイズでいっぱいでした。

教育熱心ではありましたが、行き過ぎではない程よい感じに好感を持ちました。

長男の通っていた園と次男入園予定の園のまさに中間の教育方針と雰囲気です。

しかし、朝の通園は渋滞ルートが必至ということや、お寺の敷地内にあること(座禅や仏教の授業がある)等、気がかりな点もありました。

それから迷う日々です。

新しい候補の園へ3日連続で通い、見学や先生にお話を聞きにいきました。

きちんと納得してから願書を出さなければと思いました。

プレクラスに両方入っていれば…

もう少し時間があったら…

と後悔し始めて、ふと思いました。

3年保育ではなく、2年保育でも良いのでは、と。

あと1年プレクラスに入って見比べて、納得してから入園した方が良いのではないかと。

次男は2月生まれの為、3歳1ヶ月で入園することになります。

4月生まれの子はすぐに4歳です。

小さい頃の数ヵ月の年齢差は精神面も体力面も出来ることも、ものすごく大きいです。

次男は人見知りと場所見知りもひどいため、

集団でやっていけるのか不安でした。

甘えん坊でいつも私の側にくっついている次男なので、3歳になってすぐに入園することも可哀想に思えてきました。

2年保育にする理由ばかりが増えていきました。

周囲から絶対3年保育にすべきと言われる

そんな迷っている気持ちを夫に話すと、「園を変えることには異議なし、でも3年保育にすべき」とのこと。

「このままあと1年、ママと一緒に過ごしていたら次男の為にならない!」

と。

あと1年、今と同じように毎日公園や児童館のサークル、園のプレクラスに通いながら次男に何をしてあげられるんだろう?

教えてあげられることも、体験させてあげられることも、そんなに多くないんじゃないかと。

そう思いました。

そして母にも相談してみると、

「どっちの幼稚園でも良いけど2年保育はダメよ~!3年で入れなさい!」

とのことでした。

「年少なら先生も手をかけてくれるし、年中から入ったら年少から入っている周りの子と差がもっと大きくなってしまうよ」と。

予定通りの園へ3年保育で願書提出

夫、母の強い主張を聞き、予定通り3年保育にすることを決定しました。

園の見学も重ね、結局、プレクラスに通っていた園へ願書を提出しました。

この後、入園するまで私は「2年保育でも良かったんじゃないか」という思いを持ち続けていました。

そして、入園してからしばらくの間、毎朝『幼稚園行きたくない』と泣いて元気のない次男を見るたびに、やっぱり早かったんじゃないかと後悔していました。

年少組でそれなりに過ごしている次男

そして今、幼稚園に通い始めて5ヶ月が経ちました。

率直な感想は…慣れるまでそりゃもう、毎日大変でした…(|||´Д`)

泣かなくなったのは…6月中旬くらい…かな。

クラスの中でもいつも泣いてる子でした。

でも…それからの成長が…物凄いんです!!!Σ(゚ロ゚;)

今でも甘っ子の次男ですが、幼稚園に行くとONモードになるようです。

『出来る俺!』になりきっています。

逞しくなって頑張っています。

先生にも

『変わりましたね~!自信持ってどんどん行動してますよ~!全然泣いてませんよ~!

カッコいいなぁ!』

という言葉をもらえるようになりました。

3年保育にして得たもの

スタートはだいぶ遅かったです。

周りの子から比べたら、とんでもなく遅かったです。

沢山のつまづきがありました。

はじめは園にお任せして、親はあまりでしゃばらないようにしなければと思っていました。

5月になっても一向に前向きになれず園生活がスムーズにいかない次男でした。

なんとかしなければと先生方とコミュニケーションを取りました。

次男の気質や登園前登園後の様子、不安に思っていること等々。

まだ小さくて自分の思いを伝えることや集団の中で上手く表現することが出来ない分、親がフォローしなければならないことがありました。

先生に遠慮して、あまりマイナスな事を伝えなかったり我慢してしまうことが、結果的に次男を苦しめていたことにも気付きました。

夫も次男に対して、夫目線で精神面をサポートをしてくれました。

するといつしか『幼稚園頑張る!』と言って頑張るモードで乗り切るようになりました。

頑張ることが辛そうな様子もあり、そんな姿を見ると胸が苦しくなりました。

でもいつしか、楽しく一緒に遊んでくれるお友達のお陰で、次男にとって幼稚園=頑張る+楽しいに変わったようでした。

しかし、楽しいけど疲れるようで、帰ってくると完全にOFFモードになり甘えん坊になります。

玄関に入るなりぐでぇ~っと倒れこみ動きません。

『ママがやってぇ~!』

『ママこっちきて~!』

の連発です。

でも家で甘えることでストレス解消になって、また明日から頑張れるんだと思います。

だったら抱っこしてやるよ~!

少々のワガママ聞いてやるよ~!

という気になります。(甘やかしかもしれませんが…ヾ(゚д゚;))

大人だって、外で頑張って働いた後は美味しいものを食べたり、お酒を飲んだり、映画を見に行ったり、気晴らしや自分にご褒美あげたくなります。

だから私はそれで良いんだ~って思っています。

今、逞しく成長した次男をみると、3年保育にして得たものは本当に大きいと感じます。

園に通わなければ気付けなかったことが沢山あったと思います。

『3年保育にして良かった』そう思います。

子供の可能性も成長も、親が思っているよりもずっと大きいと思います。

未来の子供たちの為になることを意識すると、困難にぶつかったとき、悩んでいるときにかける言葉、行動が変わってくることに気付きました。

成長した甘えん坊次男に教えてもらいました。