花屋でキラキラと光るポインセチアを見かけました。
金色のラメが振りかけられていてとても綺麗で足が止まりました。
久しぶりに「これだ~!」と心に来るものが(*≧∇≦)ノ
家に帰り、ワクワクした気持ちで購入したポインセチアを飾ります。
手持ちのサンタクロースのピッグを挿して「いかにもクリスマス!!フフフン♪」と大満足でいました。
綺麗に長生きさせたいな、と思い「ポインセチア 管理」で検索していくと、「ポインセチア 毒性」というワードが目に飛び込んで来ました…。
「ど、毒ッ!?!?!?」!!(; Д)゚ ゚
ポインセチアの毒性
ポインセチアには、株全体にフォルボールという毒性の成分が含まれているそうです。
- 葉などを食べてしまうと、嘔吐や下痢などを引き起こす。
- 葉の表面を少し触るだけなら問題ないが、茎の切り口から出る白い樹液に強い毒性があるので注意。
- 樹液に触れたまま放置すると皮膚炎を起こしてしまうことがあるので、樹液に触れたら直ぐに流水で洗い流す。
- 樹液に触った手で目をこすったりするのも危険。
- 発がん性を促す作用があるという研究報告もある。
知れば知るほど恐ろしくなってきます…(;゚д゚)
ポインセチアの誤飲による死亡事故
犬や猫などペットを飼っている場合、室内に置いてあるポインセチアの葉を食べて、嘔吐や下痢などの症状が現れるということがあるそうです。
ハワイでポインセチアの葉を食べた子供が中毒死している事例もあります。
少量であれば、命を落とすことは稀のようですが、誤飲によって犬や猫が死亡している事例もあるようです。
【参考】
ポインセチア – Wikipedia
実は身近に沢山あった毒性のある花
気になって調べていたらその他にも毒性のある花がたくさん!
スイセン
葉がニラ、球根がタマネギにまちがえられ、毎年数件の誤食の事例がある。
症状は嘔吐や下痢など。
特に球根に毒がある。
参考)身近にある有毒植物
すずらん
全草に有毒物質を含み、特に花や根に多い。
摂取した場合、嘔吐、頭痛、眩暈、心不全、血圧低下、心臓麻痺などの症状を起こし、重症の場合は死に至る。
切り花にしたときは花瓶の水にも有毒成分が溶け出すことがあるため注意が必要。
その他
- チューリップ
- クリスマスローズ
- シクラメン
- ヒガンバナ
などなど
これらも全草もしくは球根や根などに毒性があり皮膚炎や誤飲による中毒などがあるそうです。
どうする!?我が家のポインセチア
購入した当日に毒があると分かってしまった衝撃と悲しさ。
あんなに気に入って素敵だと思っていたのに、毒があると分かった途端に葉の赤さが毒そのものの様に見えてきます。
子供たちに、ポインセチアの毒性と絶対に触れないようにと話すと、驚きと恐怖の表情((( ;゚Д゚)))
と共に
「捨てちゃだめ!可哀想!」
「あの花だって何か意味があって毒持ってるんだろ!?」
結局子供たちの手の届かない玄関に置きましたが、寒さに弱い花なのでクリスマスまで持つかどうか…。
でもリビングに置いて、子供たちに何かあっては後悔してもしきれません。
今回は買ってすぐに毒性があると分かって良かったです。
私も子供たちも身近に毒を持つ花があることを学べました。
小さいお子さんや動物を飼われている方は特に、ポインセチアなどの毒性のある花や植物にはお気をつけ下さい。